実は怖い!ブリーチの頭皮への影響

髪をしっかり明るくしたいとき

ダブルカラーのときなどに使われる『ブリーチ』

頭皮への負担を考えるとけっこう気をつけなければいけないんです。

そもそも『ブリーチ』とは

主原料の過硫酸塩に過酸化水素を混ぜて使うことで

化学反応を起こして髪を脱色すること。

この化学反応がおこるときに

強いアルカリ(pH14)の性質にグググッと上がるのですが

このpH上昇のしかたは実はけっこう危なくて

頭皮に付いてしまうと「やけど」に近い状態になるんです!

(髪のpHは4.5~5.5で弱酸性)

ちなみに「やけど」は頭皮の毛母細胞を焼き殺してしまいます。

また頭皮には「常在菌」というものがあり

肌を弱酸性にしてキレイに保ってくれたり

肌についた異物を食べてくれる役割をしてくれるのですが

カラーをするとこの常在菌も一緒に殺されちゃうんです・・・

・・・怖がらせてしまいすみません。汗

「ブリーチをすることが悪い」ということではなく

『ブリーチによって頭皮に影響があること』をご理解いただきたいんです!

ですのでブリーチを使うカラーデザインをする場合は

・お肌の調子が良くないときは別の日にする

・ハイライトなどでポイントカラーにする

・できるだけ頭皮につかないようにする

・その日からしばらくは頭皮ケアをしっかりする

など踏まえていただけたらと思います。

以上「実は怖いブリーチの頭皮へのダメージ」のお話でした。

ブリーチを使ったカラーをしようかな、とお考えの方は

ちょっとだけ思い出してみてくださいね♪